Photoshopでデジタル画像の編集する場合、カラーモードの確認は重要になります。
「カラーモードとは何でしょうか?」
デジタル画像の色情報の定義方式のことを言います、カラーの数やチャンネルの数、ファイルサイズなどはこのカラーモードによって決まります。
Photoshopでは光の三原色「R・レッド」「G・グリーン」「B・ブルー」の組み合わせで色を表現するRGBカラーモードで作業するのが原則になるのです。
〈メニューバー〉-〈イメージ〉ー〈モード〉で選択すると確認と変更ができます。
(Photoshop CS 5.1 Windows 10)
目次
Photoshop初心者用【カラーモード】
色を表現する方法には「カラーモデル」という概念が存在します。Photoshopではこれを「カラーモード」と呼んで確認と変更をおこなうのです。
このカラーモードにはいくつもの種類があり、ここでは「RGB」と「CMYK」の二つを説明します。
RGBカラー
光の三原色「R・レッド」「G・グリーン」「B・ブルー」の組み合わせで色を表現する「加算混合色」と呼ばれる「RGBカラー」は、色を重ねるほど明るくなり各色を重ね合わせたところが白を表現します。
ディスプレイなどと同じ方式で、デジタル画像は基本的にこのカラーモードで表現しているのです。
CMYKカラー
一般的なオフセット印刷、紙にプリントされるインキ「C・シアン」「M・マゼンタ」「Y・イエロー」「K・ブラック」の組み合わせで色を表現する「減算混合色」と呼ばれるのが「CMYKカラー」です。
理論上シアン・マゼンタ・イエローを組み合わせるとブラックが生成されます、しかし実際のインキの組み合わせでは濁った茶色になるため「K・ブラック」インキを混ぜることで黒を表現しています。
カラーチャンネルとビット数
カラーチャンネルは各カラーのグレースケールの画像です。「RGBカラー」の場合レッド・グリーン・ブルーで構成されチャンネルパネルで確認できます。
bit数(ビット数)とは、各ピクセルで使用できる色情報の量、bit数が多くなるほど使用できる色数が増え色の表現が正確になります。
そのほかのカラーモード
- モノクロ2諧調・黒と白の2色で色情報を管理するカラーモード
- グレースケール・黒から白への明暗で色情報を管理する8bit画像では0~255の256諧調で表現するカラーモード
- ダブルトーン・1~4色のカスタムインキを使用して、モノトーン、ダブルトーン(2~4版)の画像を作成するカラーモード、
- インデックスカラー・カラールックアップテーブルと呼ばれるマルチメディアやWebページなどに適しているカラーモード
- Labカラー・人が色を認識する仕組みを利用してカラーを再現するカラーモード
- マルチチャンネル・チャンネルごとに256諧調のグレーを使用するからーモード
まとめ
Photoshopでデジタル画像の編集する場合、カラーモードの確認は重要になるのです。
カラーモードとは、デジタル画像の色情報の定義方式のことを言います、カラーの数やチャンネルの数、ファイルサイズなどはこのカラーモードによって決まります。
Photoshopでは光の三原色「R・レッド」「G・グリーン」「B・ブルー」の組み合わせで色を表現するRGBカラーモードで作業するのが原則になるのです。
Amazon購入ページ 参考文献
まきのゆみ『Photoshopしっかり入門 増補改訂 第2版【CC完全対応】[Mac&Windows対応]SBクリエイティブ2018年
BABOアートワークス 『速効!図解 Photoshop CS6/CS5対応 Windows版 』マイナビ出版 2012年
高橋としゆき、吉岡豊、高島一成、マルミヤン『やさしいレッスンで学ぶきちんと身につくPhotoshopの教本』 エムディーエヌコーポレーション2017年