Photoshopではデジタル画像が処理の対象になります。
「デジタル画像とはなんでしょう?」そんな疑問が聞こえてくるのです。
数値で表される画面全体が数値化された、デジタル化された画像、そのため容易に正確に、複製や加工などが可能になります。
デジタル画像は、ピクセルで構成される豊かな諧調表現を得意としているが拡大するとギザギザなピクセルが確認できる「ビットマップ画像」と、写真のような複雑な諧調表現はできない、しかし拡大縮小しても劣化しない「ベクトル画像」の二種類として大きく分類できるのです。
目次
Photoshopの基礎知識
デジタル画像
画面全体が数値で表されている画像をデジタル画像といいます。
数値で(デジタル化されている)表されているため簡単で正確に画像を複製したり加工することができるのです。
デジタル画像には大きく二種類に分類することができます。
ビットマップ画像
格子状に配置されたピクセルで構成される画像のことをビットマップ画像といいます。1ピクセルには1色のみ表現するため拡大表示したときにはピクセルが確認できます。
色の濃淡やカラーの諧調など写真で必要な連続諧調された、グラデーションを効果的に表現できるビットマップ画像では、デジタルカメラやスキャナで取り込んだイラストなど色々な分野で利用されています。
ビットマップ画像の画質は画像解像度によって決まるのです。
余談ですがα99iiやα7Riiiは約4240万画素の35mmフルサイズ裏面照射型センサーを搭載しています。
Sony・α99IIレビュー・2020年、Aマウントのレンズが高画質・高性能で使えるボディ・その2 Sony・α7RIIIとα99II高感度耐性・夜でも手持ちで高精細な写真が撮れるベクトル画像
アンカーポイントという点とセグメントという線で構成される「パス」で表現されるベクトル画像には、ピクセルという概念はなく表示するたびに座標値から計算して描画されるのです。
そのために拡大や縮小しても画質の劣化がありません、大きく拡大しても滑らかさが保たれています。
しかしベクトル画像は写真のような複雑な諧調などの微妙なグラデーションを表現できないのです。
ベクトル画像はロゴや図版などに多く使われています。
まとめ
Photoshopではデジタル画像を処理します。
デジタル画像とは、数値で表される画面全体が数値化された、デジタル化された画像を指します、そのため容易に正確に、複製や加工などが可能になるのです。
デジタル画像は、ピクセルで構成される豊かな諧調表現を得意としているが拡大するとギザギザなピクセルが確認できる「ビットマップ画像」と、写真のような複雑な諧調表現はできない、しかし拡大縮小しても劣化しない「ベクトル画像」の二種類として大きく分類できるのです。
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まきのゆみ『Photoshopしっかり入門 増補改訂 第2版【CC完全対応】[Mac&Windows対応]SBクリエイティブ2018年
BABOアートワークス 『速効!図解 Photoshop CS6/CS5対応 Windows版 』マイナビ出版 2012年
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