WordPress(ワードプレス)は、Web制作などの専門の知識がなくてもサイトを製作できるオープンソースのソフトウェアです。
ワードプレスをサーバにインストールするだけで、ブラウザ上で更新作業を行うことができ動的なwebサイトを構築できます。
ワードプレスにはサーバにインストールして使用する「WordPress.org」とレンタルブログの「WordPress.com」の二種類があるのです。
目次
WordPressとは?初心者向けの解説
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WordPressとは
ワードプレスは、GPL(GNU General Public License)というライセンスのもとで配布されているオープンソースのソフトウェアであり、個人または商用利用であっても無料でダウンロード、使用する事が出来ます。
『WordPress.org』公式ローカルサイト
ワードプレスは、サーバサイド・スクリプト言語のPHP(ピー・エイチ・ピー)で開発されてMySQL(マイ・エスキューエル)というデータベース管理システムを利用して作られているソフトウェアです。
この部分を少し説明いたします。
インターネット利用者は、Googleクロームなどの「ウェブ・ブラウザ」からグーグル検索エンジン(YahooやBingなど)で検索し閲覧したいページを選択、またはウェブマガジンなどの情報サイトやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のリンクから移動してページにアクセスします。
ページにアクセス、閲覧されたときにワードプレス・PHPで作られたサイトでは、データベース(MySQL)から指定されたページの情報を取得してインターネット上のサイトでページを表示するのです。
サーバにインストールして使用するワードプレスで制作したサイトは、ブログサービスのアメプロやFC2などのように、ウェブブラウザ上の管理画面から記事の投稿ができ、加えて外観や機能をカスタマイズすることが可能で動的なサイトを作成できる特徴を持ち得ています。
CMSを導入しているWebサイトのシェア率
Webサイト運営でHTMLやCSSの書き換えなどの作業を簡略化させた、管理画面から記事や画像などを更新できるシステムをCMS(コンテンツ マネジメント システム)といいます。
2003年に誕生したWordPressは世界中でそのシェアを伸ばしています。
w3techs.comに掲載されている、CMSシェア率ランキング(世界)の調査を載せているサイト『ホームページ集客講座』の情報を見れば、世界のwebサイトは58.6%がCMSを使用していることがわかります。そのなかでWordPress(ワードプレス)は63.4%とトップです。(2020年5月5日の記事)
加えて、CMS未使用サイトを含む、すべてのサイトの中でWordPressのシェア率は約37.2%になり世界の約4割になっている事がわかります。(2020年5月)
また日本国内のデータでは、さらに圧倒的なシェア率の83.2%になっているのです。
参考URL 『ホームページ集客講座』 『w3techs.com』
種類が豊富なテーマ
WordPressには、ホームページの全体のデザインや記事のレイアウトなど「テーマ」というテンプレートを使用して設定します。種類が豊富なテーマの存在は魅力のひとつとなっているのです。
「テーマ」は種類が豊富で無料のものから有料のものまであります、「テーマ」を変更することで簡単にホームページの全体のデザインを変更できるのです。
WordPressの知識を身につけ学んでいくことで、既成のテーマを自分用にカスタマイズできたり、オリジナルのテーマを作成することも可能になります。
機能を拡張できるプラグイン
WordPressの機能を拡張するためのツールがプラグインです。
元になっているベースの本体はシンプルに設計されているため必要な機能はプラグインで追加します。公式プラグインディレクトリには機能拡張できるプラグインが豊富に用意され、お問い合わせフォームやスライドショーなど簡単に設置できます。
WordPressのメリット
プログラムの知識がなかったり特別なアプリケーション・ソフトウェアを用意することなく管理画面から簡単に更新が出来ることは大きな魅力になります。
豊富なテーマやプラグインが利用できるため、洗練されたWebサイトを簡単に構築できスライドショーなどを組み込んだ自由なページなども作成できます。
また多くの人が利用しているため、コミュニティも活発で『WordCamp Japan』などWordPressユーザー主催でおこなわれています。
WordPressのデメリット
無料のブログサービスと比較すると、自分でwebサイトの管理を行うことやレンタルサーバと独自ドメインなどの費用が必要になります。
また、より複雑なオリジナル性の高いカスタマイズしたwebサイトを作成したい場合には、HTML・CSS・PHPなどの専門的な知識が必要になります。
そのため、時間を短縮するという意味でもオンラインスクールなどで学んでしまうのは効率的な手段だといえます。
お薦めのオンラインスクールは、テックアカデミーです。
キラメックス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:樋口 隆広、以下「当社」)が運営するオンラインプログラミングスクール「TechAcademy(テックアカデミー)」がマクロミルに委託しインターネット調査で実施した、「オンラインのプログラミングスクールに関する調査」の結果、受講者数No.1を獲得しましたのでお知らせします。
https://www.value-press.com/pressrelease/252494
WordPess ホームページやブログサイト制作の流れ
ホームページやブログサイトの目的を明確にする
ブログサイトやホームページを公開するためにサーバーをレンタルします。
ブログサイトやホームページのアドレス(URL)をwebサイトが解りやすくなるように、独自ドメインを取得します。
レンタルしたサーバーにWordPessをインストールします「WordPess簡単インストール」機能が提供されている場合があります。
ブログサイトやホームぺージのデザイン「テンプレート」です、作成したいwebサイトに合うデザインを選択します。
ブログサイト、ホームページのコンテンツを作成します、更新する頻度の高いページは「投稿」ページに、頻繁に変更しない会社情報などは「固定」ページに掲載します。
webサイトの目次になるものが「メニュー」になります「会社概要」「商品案内」「お問い合わせ」など、サイトに合わせた「メニューを泡得たメニューを作成します。
作成したいwebサイトに合わせて必要な追加機能のプラグインをインストールします。
ここから多くの人に見てもらうため、SEO対策としてGoogle「サーチコンソール 」や「アナリティクス」への登録などを行います。
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WordPessのカスタマイズで使う言語
- HTML Hyper Text Markuup Language(ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ)の略、webページを作成する基本的なマークアップ言語のひとつです。
- CSS Cascading Style Sheets の頭文字をとったもの、スタイルシートと呼ばれ、文書構造にデザインを施す見栄えを整える役割をします。
- PHP HTMLに埋め込むことのできるweb開発でよく使用されるスクリプト言語、JavaScriptとの大きな違いはコードの実行場所にあります。
- JavaScript ユーザー側のwebブラウザとwebサイトの相互の関係を円滑にするプログラミング言語です。
WordPressでは、これらの言語がわからなくてもブログ運営はできますが、独自のカスタマイズをするときに必要になります。
WordPressには公式オンラインマニュアルがあります、困ったときにはこちらで調べます。『WordPress Codex 日本語』
WordPressを学ぶ
WordPessを書籍で学ぶ
初心者向け、丁寧に説明されている書籍です。シンプルに書籍で読んで学ぶのがいちばん有効な方法とも考えられます。
初心者向けではないですが、詳しく学びたい方には、お薦めの書籍です。
WordPessを動画で学ぶ
Udemyなら自分のペースで動画で学べます「ワードプレス」検索で日本語対応のコースが表示され「WordPess」だと英語に対応したコースが表示されます。
多くの種類のコースがあるため、必要に応じてコースを購入して学ぶことができます。
WordPressをオンラインスクールで学ぶ。
書籍や動画、webサイトなどで調べておこなう独学では、解決できない問題にぶつかった時、つまずきやすくなります。
オンライスクールでは解らないところ、解決できない問題などを質問して解決でき時間の短縮になり効率的です。(オンライン通話で質問応答ができるスクール)
デメリットは授業料が高価であること、経済的な余裕があれば就職もしくはフリーランスでも仕事で収入を得られるのでお薦めになります。
まずは無料体験レッスンなどで試してみてはいかがでしょうか?
CodeCamp 無料体験レッスンがあります。
ページの初めにも紹介していますが、TechAcademy(テックアカデミー)は、ブログだけでも学べます。
まとめ
WordPress(ワードプレス)は、Web制作などの専門の知識がなくてもサイトを製作できるオープンソースのソフトウェアです。
ワードプレスをサーバーにインストールするだけで、ブラウザ上で更新作業を行うことのできる動的なwebサイトを構築できます。
webサイトや書籍で独学もいいですが、専門的な知識を得るためにオンライスクールなどの利用はより効率的に学ぶことが出来る一つの選択肢といえます。
「最後までご覧いただきまして、ありがとうございます」
Amazon購入ページ 参考文献
佐々木恵『WordPress Perfect GuideBook 5.x対応版 』ソーテック社、2019年
中島真洋、ロクナナワークショップ『WordPress 仕事の現場でサッと使える! デザイン教科書』技術評論社、2020年