Photoshopの画像合成では、[レイヤー]機能の理解が大切です。
[レイヤー]とは何でしょうか?
レイヤーとは、1つの画像を構成する複数の別々な階層が、それぞれ「透明なシートのようなもの」になっている、その1つの階層のことをレイヤーと呼びます。
photoshopでは何枚ものレイヤーを重ねていくことで、ひとつの画像のイメージを構成します。
その為、画像を合成編集するには、レイヤーの操作がとても重要になります。
目次
Photoshopレイヤーとは・レイヤーの種類
レイヤーの管理や操作などは、[レイヤー]パネルで行うのです。
メニューバーから[ウィンドウ]-[レイヤー]で[レイヤー]パネルを表示します。
画像のレイヤー構成は、[レイヤー]パネルの上方にいくほど画像の前面に見え、下方にいくほど画像の奥の重なり順になります。
そのため[レイヤー]パネルを見ることで、画像の状態をすぐに確認できるようになっているのです。
左端の目のアイコンをクリックすることで、レイヤーの表示・非表示を切り替えることができます。またレイヤーを選択した後に[不透明度]を変更すると、その画像を透過させることができます。
[背景]レイヤー
ファイルの最下部にあるレイヤー、移動や不透明度の変更などできない特殊なレイヤーです。
塗りつぶしレイヤー
画面全体を塗りつぶすためのレイヤー、[べた塗り][グラデーション][パターン]の3種類があります。
通常のレイヤー
[レイヤー]パネルの[新規レイヤー作成]ボタンをクリックや画像の一部をコピー&ペーストすると作成されるレイヤーです。
調整レイヤー
いろいろな色調補正を実行するレイヤーの総称、16種類の調整レイヤーの組み合わせができます。元画像を変更しない為、削除することで元の画像の状態へ戻す頃ができるのです。
シェイプレイヤー
[シェイプ]ツールや[ペン]ツールを使用してシェイプ(図形)を描画すると自動的に作成されるレイヤーです。
テキストレイヤー
[文字]ツールをつかってテキストを入力すると作成されるレイヤーです。
まとめ
レイヤーとは、1つの画像を構成する複数の別々な階層が、それぞれ「透明なシートのようなもの」になっている、その1つの階層のことをレイヤーと呼びます。
photoshopでは何枚ものレイヤーを重ねていくことで、ひとつの画像のイメージを構成します。
レイヤーの種類には、背景レイヤー、塗りつぶしレイヤー、通常のレイヤー、調整レイヤー、シェイプレイヤー、テキストレイヤーの6種類があるのです。
画像を合成編集するには、レイヤーの操作がとても重要になるため、6種類のレイヤーの役割を覚えておきます。
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まきのゆみ『Photoshopしっかり入門 増補改訂 第2版【CC完全対応】[Mac&Windows対応]SBクリエイティブ2018年
BABOアートワークス 『速効!図解 Photoshop CS6/CS5対応 Windows版 』マイナビ出版 2012年
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