ペインティングアート・Photoshop 無料・有料ブラシのダウンロード。

フォトショップで使えるブラシは、いろいろなシーンで活躍します。無料から有料のものまで、様々なブラシがインターネット上には存在しているのです。

そんなブラシを使用して現在では写真にペインティングすることで、人間の相貌的知覚像・イメージの空想世界を表現したり「ホモルーデンス」に即した、遊びによって進化した人間の世界をみせる表現がおこなえます。

このページでは、写真にペインティングすることの意義について、またブラシをダウンロードできるサイトを紹介しています。

Photoshop・ブラシを使ってアートする

言葉と視覚の相互関係の認識から生み出される空想の物語は、現実とはかけ離れた世界を創造します。

しかし、人間が言葉を道具として生み出した創造の世界が理想（イデア）として文明を生み出す根源であり、人類がこの地球上に存在するアルケーと考えられるのです。

現在のデジタル化から生み出される画像編集された視覚表現は、一方で過剰な視覚表現がおこなわれ、他方で理想（イデア）という人間存在の淵源を表現しています。

芸術・技術と社会のつながり

プラトンの「詩人追放論」からアリストテレスの「詩学」を発端とする美学は、プラトンのイデア論と関係しながら、人間の創造物が高い次元で生みおとされる時、多くの人々に共有可能な普遍的な表現を生み出すことを伝えているのです。

孔子の「詩経」「礼楽」では「芸術はその時代を投影する鏡のような表現である」と芸術表現をその時代の社会との関係から見做されるものと定義します。

孔子・成俔・萩生徂徠・芸術と社会の結びつき（芸術理論）

古代ギリシア時代には、写実的な彫刻による表現が見られ東ローマ時代の偶像崇拝禁止のもとに平面的な絵画表現のビザンティン美術へと変容し、再生を意味するルネサンス期のジョット・ボンディーノの時代より写実主義の絵画へと向き変えます。

ルネサンス期にはレオナルド・ダビンチによる「シュムメトリア」バランスのとれた精緻な写実的な絵画が花開くのです。

聖俗不可分な社会から世俗主義の社会の変容を表現している「私にはこのような印象に見える」といった「印象派」の作家たちが表現している世界は「マスターピース」として保存され現在でも引用されています。

この印象派の流れから「芸術とはなにか？」の答えを示唆することができるのです。

「フォービズム」では、それまでの色彩を解体し、ピカソの「キュビズム」にいたっては、二次元絵画を変容させた、または影響を与えたとされ人間の事物に対するイメージは、ひとつの視点からではないといった理にかなった考えを端緒とする、それまでの絵画を解体し再構築されています。

アンディ・ウォーホル「ポップアート」の時代では意識的なポストモダニズム、現在的なメディアの表現が芸術として認識され、芸術がアートへと昇華し頭脳プレイへと変容するのです。

抽象表現主義や超現実主義のシュルレアリスムの作家たちが行き着いた先には、絵具とキャンバスを表現するペインティングといった技法で、作品を見るものに芸術的な思索をあたえる視覚表現として、二次元絵画の淵源にまで到達します。

デジタル化した写真は、一方でデジタルイメージへの特徴を表現することで絵画との融合する視覚イメージを表現し、他方で「画家の手によるものではなく自然が自発的に複製するもの」という定義と合致した「普通の写真」が人間が普段無意識にみている風景を想起させる視覚として再発見されます、これが二次元絵画のペィンティングと並んだ、写真の抽象表現とも考えられているのです。